厚労省が⾃動⾞運転者を使⽤する事業場に対する平成31年・令和元年の監督指導、送検等の状況を公表しました

厚生労働省は、自動車運転者を使用する事業場に対する平成31年・令和元年の監督指導状況、送検状況を取りまとめ、公表しました。

労働基準関係法令違反が認められたのは、監督指導実施事業場のうち約83％の3,538事業場（違反率82.6%）。

自動車運転者の労働時間等の改善のための基準（平成元年労働省告示第７号。通称・改善基準告示）の違反が認められた事業場数は2386事業場（違反率55.7％）。

業種別の法違反率は、トラック82.9％（前年83.6％）、バス76.8％（同74.6％）、ハイヤー・タクシー91.3％（同84.8％）。

また、業種別の改善基準告示違反率は、トラック60.2％（前年66.9％）、バス50.0％（同50.6％）、ハイヤー・タクシー37.8％（同32.5％）。　

送検状況については、労働基準関係法令違反により送検した件数は46件（前年59件）。

業種別の送検件数は、トラック38件（前年42件）、バス１件（同４件）、ハイヤー・タクシー５件（同５件）。

詳しくは、下記PDFをクリックしてください。

ＰＤＦ　「自動車運転者を使用する事業場に対する平成31年・令和元年の監督指導、送検等の状況を公表します」

ＰＤＦ　「自動車運転者を使用する事業場に対する監督指導の状況」

ＰＤＦ　「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」について